クロスインデックスの翻訳・通訳コーディネーターの雑感
ロシア語の通訳派遣
[2013/01/22] 日本においてはロシア語は明治以前からの長い伝統がありますので、ロシア語の通訳者人口も多く、その水準も世界的に高いと言えます。それ故ロシア語の通訳については通訳者の確保や品質にはさほど心配する必要はないと言えます。その一方で、ロシア語は旧ソビエト連邦の公用語であったものが、ソ連崩壊によって独立したバルト三国、グルジア、ウクライナといった諸国では自国語を公用語に定め、ロシア語は公式には用いられなくなりました。それらロシア近隣諸国の言語やまた、ロシア国内でも希少言語の通訳対応が必要になった場合、それらに対応する通訳を派遣出来る会社の数はかなり限られます。ウクライナ語やベラルーシ語は、使用される文字もキリル文字で、ロシア語とは近縁言語でよく似てはいますが、ロシア語の通訳スキルのみでは対応は出来ません。クロスインデックスの人的ネットワークには、ウクライナ語、ベラルーシ語話者の通訳エキスパートも登録しておりますので、それらロシア周辺の近縁言語の通訳もお請けすることが出来ます。
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